笑顔であいさつ。
今日お越しになられたお客様。
いつもバスを二つ乗り継いでお見えになります。
杖をついてゆっくりと・・・
で、そのお客様のお話です。
「うちの家の前にね、おじいさんが住んでいて、この前いちじくをもらったのよ。」
「そしたら、熟れていないところか、傷んでいて、食べれなかったの。」
「おじいいさんは、家の庭になっているいちじくを梯子に上って取ったんだって。なんかわるくてねぇ。」
梯子に登ってまで取ってくれるなんてよほど食べさせたかったのですね。
「この前は、見たことのない程の大きなリンゴを1つ持ってきてくれたの。」
どんだけ大きかったのでしょうか?
しかもひとつ・・・
「まぁ、ちょっと変わってるというか、気むずかしいおじいさんなのよ。」
でも気むずかしいおじいさんに、気に入られてるのですね。
「そうなるには、私が毎日笑顔で元気よく挨拶したのよ」
「初めは挨拶しても無視されてたわ。」
「変わってるよね。家の前に住んでいる人から挨拶されても何も言わないなんて、耳が遠いけどちゃんと聞こえてるんだから。」
「こっちもね、いつも会う時は必ず大きな声であいさつしたわよ!」
もうこなったら、負けないって感じですね。
「そしたらね、ついに向こうも挨拶し始めたのよ!」
「終いには、いい笑顔ですね!だって」
これはお客様の勝ちですね!
「うふふ」
嬉しそう!!
このお客様は
いつも元気で声をかけてくれます。気配りが良くって、人のお手本のような方です。
自分も見習わなきゃです。ホントに!
いつも沢山のお客様から良いお話が聞けて楽しいです。
この仕事の良い所ですね。
いつも刺激をいただいてありがとうございます。
こちらからも皆様に良い刺激を発せられるようにがんばります!!