ナルトシザーさんの工場に行ってきました。その2


緊張して工場に到着すると。

すぐに応接室にご案内。

ここでは数々のご商談がされたことでしょう。

 

まもなく丸茂部長さんが現れご挨拶しました。

忙しい中滞在した数時間、ご面倒をかけていただきました。

 

自分の持ってきたハサミを見てもらうと

すぐさま刃の状態を見てくれます。

そしてハサミを持って工場へ。

 

工場はさすがに工場で

にこやかな感じはなく、皆さんいたって真剣に作業に取り組まれています。

あったりめーだ!

一つ一つ手作業です。

もっと機械化してるのかと思いきや

違うんですねぇ。

日本の仕事!

って感じです。

では早速

ハサミのメンテナンスの始まりです。

 

いきなりの

特性のとんかちでハサミをたたきます。

びっくりしました!

「うちくらいでしょうか?とんかちでハサミ叩くのは」

と丸茂部長さん。

「他のメーカーのものだと割れちゃいます。」

とのこと。

 

 

職人さんが沢山いましたが

皆さんベテランさんとのこと。

その集中する姿には近寄れない感じが・・・

あったりめーだ!

設計図はあるのでしょうが

実際は見て触ってからの感覚の問題。

言葉には出せない感覚の問題。

でもそのクオリティーは全員で共通している。

 

不思議なハサミ

 

という名の通り

見ていて独特な感じがしました。

(ハサミ工場初めて見たくせによく言うな!)

 

他社さんとの違いを

とてもよく説明していただく丸茂部長さん。

 

職人とはこういう事なのだと

改めて感じました。

実際に見てみないとわからないもので

その場の熱感だったり匂いや音というものは

言葉ではどうにも伝わらない。

 

特に自分の商売道具ですから

今回はハサミにおける想いを肌で感じられて

より一層、ナルトシザーへの愛着が増えました。

というより溢れまくりました。

 

ハサミにも名前を入れていただき。

ご満悦な自分。

 

丸茂部長さんいわく

「工場まで足を運んでくださった方のハサミの研ぎはそれは情が入ります」

とのこと。

手仕事ですから当然なのでしょう。

100%の仕事が103%になる感じかな?

ハサミに名前も入りましたから

これで自分のハサミだという事がわかるのかな?

 

そしてこの後

新しいハサミや、自分の今欲しいハサミを

試し切りさせてくれるのでした。

 

そりゃぁ欲しくなりますよね。

だってだって

よく切れるんですもの!!

 

でもちょっと考えて

また今度に答えは出すことに。

いずれはてにするのでしょうけど・・・

 

まだまだ書ききれないことは沢山あります。

もっと聞きたい方は自分にきいてくださいね。

 

 

でこのあと

大阪に向かうのでした。

 

まだつづく・・・