運が良かったんだな・・・


朝方4時のこと

お腹が痛いのです。

食べ過ぎ飲みすぎの痛みではないはわかりました。

ゴロゴロしてもかわらない。

ん?

この痛みは経験したことがあるぞ・・・


前の日の夜

秋刀魚の刺身を食べたのですが

今年の秋刀魚は小さいので食べてもほんの少し。

まさか・・・

アニサキスか・・・


痛くなって

その痛みが無くなりまたやってくる

みぞおちのあたりが

ぎゅーっとね。


昨年は釣ったサバを頂き

自分でしめ鯖にして食べたらやってしまいました。

この時にアニサキス退治をしてくれたのが

はしもと内科クリニックさん。

さぁ今回もお世話になることに決めました。


いざ病院に行くと

お腹が痛くない・・・

診察を受けると先生が

「胃カメラやる?」

秋刀魚・飲食店で食べた・胃痛が微妙

これが判断を迷わしたみたい。

「胃カメラお願いします」

と自分。

「では緊急で胃カメラやりましょう。」

もうすでに胃カメラの予約はびっしりだったようですが

無理に入れてくれました。


何だか申し訳ないのと

もしこれでアニサキスがいなかったらと思うと

プレッシャーを感じてくるのでした。


待合には沢山の患者さん。

すみませーん!と言う気持ちで処置室へ。

胃を綺麗するお薬を飲んで

鼻からカメラを入れるので

鼻にゼリー状の薬を投入(これが喉に降りてくるので気持ちが悪い)

しばらく横になるのでした。

ベッドの上で色々考えます。

健康って大事だなぁ。

たとえアニサキスが居なくとも胃の検査ができるな。

他の患者さんすみません。

先生方、看護婦さんあわただしくさせてしまってすみません。


胃カメラはこれで3回目。

専門の先生が丁寧に説明した後施術がはじまります。

とにかく力を抜くことが大事。

先生は呼吸の仕方をアドバスしてくれて

助手の看護婦さんは背中をさすってくれます。

力を抜くんだぁ!!


胃の中を説明をしてくれます。

「いないなぁ」

「いた!」

胃の一番下の十二指腸の手前で発見!!

助手の看護婦さんがワイヤーを挿入。

「やさしくつかんで!つぶしちゃだめだぞ!」

看護婦さんはそーっとアニサキスをつかみ

そのままカメラと一緒に胃の中から鼻へ。

その連携たるやお見事!!


「見つかってよかったねぇ」

先生達は嬉しそう!

胃カメラの先生はここで5回アニサキスを取る施術をしたそうで

そのうち2回は僕なんです。

アニサキス野郎と呼んでください。

可愛く「アニー」と言ってくれてもOK。


普通

2回目のアニサキスとなると

アレルギー反応がでて皮膚がかゆくなったりするんだそうです。

今度3回目となった時には・・・

あぁ恐ろしい。

でもアニサキスのおかげで胃の検診もできました。


最後に

「お忙しい中ご迷惑をおかけいたしました!ありがとうございました」

とお礼を言って帰るのでした。

全て終わって9時30分。

なんとスピーディーな。


新鮮な魚を刺身にするというのも

実は注意が必要で

一番大事なのが

どれだけ早く内蔵を取り出せるか。

内臓にいるやつが死ぬと身の方に入ってきちゃうんです。

脂がのっている魚にいることが多いから

捌くときに目視でよく見ること。

あとは冷凍か加熱をする。

最後はよく噛んで食べること!!



そして最後の最後は

3日間くらいでお腹でのなかで死ぬから

3日間我慢するか・・・


それにしても

今回は運が良かった。

色んな意味で。

と考えることにしまーす。

しかしまぁ

とっぴょうしもない事がおきるものです。

まさか・・・っていうやつね。



長々とすみませんでした。

皆様もお気を付けください。

アニサキス野郎より。