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30年もの

 こちらの自転車

今日お越しになられたお客様のもの。

ブリヂストンのもので部品は全て日本製。

しかも30年前に買ったものですって。

 

 

「まだまだ乗れるのよ!」

日本製のものって長持ちするんですね。

いや

それもあるけど

お客様が大切に乗っているからですよね。

 

自転車の調子が悪くて自転車屋さんに行ったら

「この自転車腐ってるね」

と言われたことがあるそう・・・・

怒ってそのまま帰ってきたとのこと。

当然です。

 

手直ししながら大切にしているものをそんな風に言われたら・・・

 

また違う自転車屋さんに行ったら

「国宝級だね」

とのこと。

チェーンもまだまだ使えるし

さすがブリヂストンの日本製は違うとのこと。

 

タイヤ交換だけでも新しい自転車が買えてしまうこの頃。

子供が小さかった頃

この自転車で2人ものせて、毎日幼稚園に送った話や他にも自転車の思い出話を聞きました。

沢山の思い出の詰まったものをそうそう変えられませんよね。

 

というよりこのお客様の

芯の強さというか義理堅さというか頑固というか

人としての暖かさがそうさせているのでしょうね。

物もそうですが人に対してもとても丁寧です。

 

 

自分が持っている古いものと言ったら・・・・

何でしょう・・・

釣り道具ですかね

(薄い・・・)

 

と、いろんなお話が聞けた一日でした。

 

 

で、

このブリヂストンの自転車に乗っていたお客様の息子さんは

ブリヂストンに就職したとのことです。

 

これも縁というものなのでしょうか・・・

 

すごいなぁ。

 

 

 

 

 

 


275回目

このブログも今回で275回目!

 

去年の今頃は

 

少しずつ仕事のペースに慣れてきたころでした。

 

そして今は

 

もっともっと先のことを考えて動いていく・・・そんな感じです。

 

このブログももっと変化をつけて発信できるようにしないとなぁ

 

と思います。

 

という訳ではじめて色を使ってみました。

 

 

何かと変化が欲しい今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


笑顔であいさつ。

今日お越しになられたお客様。

いつもバスを二つ乗り継いでお見えになります。

杖をついてゆっくりと・・・

 

で、そのお客様のお話です。

「うちの家の前にね、おじいさんが住んでいて、この前いちじくをもらったのよ。」

「そしたら、熟れていないところか、傷んでいて、食べれなかったの。」

「おじいいさんは、家の庭になっているいちじくを梯子に上って取ったんだって。なんかわるくてねぇ。」

梯子に登ってまで取ってくれるなんてよほど食べさせたかったのですね。

「この前は、見たことのない程の大きなリンゴを1つ持ってきてくれたの。」

どんだけ大きかったのでしょうか?

しかもひとつ・・・

「まぁ、ちょっと変わってるというか、気むずかしいおじいさんなのよ。」

でも気むずかしいおじいさんに、気に入られてるのですね。

 

 

「そうなるには、私が毎日笑顔で元気よく挨拶したのよ」

「初めは挨拶しても無視されてたわ。」

「変わってるよね。家の前に住んでいる人から挨拶されても何も言わないなんて、耳が遠いけどちゃんと聞こえてるんだから。」

「こっちもね、いつも会う時は必ず大きな声であいさつしたわよ!」

もうこなったら、負けないって感じですね。

 

 

「そしたらね、ついに向こうも挨拶し始めたのよ!」

「終いには、いい笑顔ですね!だって」

これはお客様の勝ちですね!

「うふふ」

嬉しそう!!

 

このお客様は

いつも元気で声をかけてくれます。気配りが良くって、人のお手本のような方です。

自分も見習わなきゃです。ホントに!

 

いつも沢山のお客様から良いお話が聞けて楽しいです。

この仕事の良い所ですね。

 

いつも刺激をいただいてありがとうございます。

こちらからも皆様に良い刺激を発せられるようにがんばります!!